大容量高精度加工用のGCodeシミュレータ「Minute! Virtual Workbench」が、OpenGL 3+ APIのGPUサポートを開始しました。
なお引き続きDirectX11 GPUも利用可能です。
以下技術情報です:
・ワークステーション向けグラフィックスカードをご利用のユーザのためのリリースとなります。
・3Dシミュレーションに必要な計算を、ざっくり「パーサ」「姿勢計算(リバースポスト)」「刃先点計算(Rev-Forward処理)」「描画計算」の4種に分類します。Minute! Virtual Workbenchでは、最初の3計算を専用スレッドで計算し、残りの計算をGPUに非同期処理させているため、GPU性能で計算速度は変わりません。
・DirectX11ではOpenGL 3+に比べ、初回起動時のみシェーダコンパイル時間が長くなります。なお、2回目以降の起動時間は、両方式とも同程度の時間となります。